今回はBEXでさせていただいている縮毛矯正について紹介させていただきます
まずBEXでやっている縮毛矯正の種類です
- 縮毛矯正
- 酸性縮毛矯正
- 部分縮毛矯正
- ストレートパーマ
今回の記事では縮毛矯正、部分縮毛矯正について記載してあります
では工程、こだわり、注意点を書いていきたいと思います
縮毛矯正
縮毛矯正は美容室で施術する技術の中で一番技術力の差が出やすく経験と練習がかなり必要なメニューになります
施術時間も長くカット込みだとショートの方で2時間30分ロングの方だと3時間30分ほどみていただけるとよいかと思います
時間がかかるし技術力も必要になってくる分バッチリ仕上がった際には髪のお手入れも楽になるし毎日嬉しい日々が送れるようになります
施術工程
1.カウンセリング
2.流し
3.前処理
4.1液塗布
5.軟化チェック
6.シャンプー(中間処理)
7.ブロー
8.アイロン施術
9.2液塗布
10.後処理
11.ブロー
12.カット
13.仕上げ
とかなり多くなっています
カウンセリング
まず最初にカウンセリングをさせていただきますがこの際の注意点といたしましてアイロンなどはあててこずにブローだけでナチュラルな普段されている髪型でご来店いただけたらと思います
理由といたしましては全体をしっかり縮毛矯正したい方だと大丈夫なのですが、部分縮毛矯正でも対応できるのならそうしたい方やそこまで強く縮毛矯正したくない方などへの薬剤の選定や施術部分の見極めがより正確になるためです
カウンセリング時に困っていることや今後どうしていきたいかどこの部分のクセが気になるかなどもご相談ください 僕からも提案させていただきますが何なりと思うことなど伝えていただいて大丈夫ですので
初回から縮毛矯正が不安な方などはその他のメニューでご来店時の施術中などに相談してながら長期的な展望を考えヘアスタイルを決めていけたらと思います
どうしていくかが決まれば流して施術スタートです
技術工程の流れに移る前に部分縮毛矯正について先に書きたいと思います
部分縮毛矯正
部分縮毛矯正とは根本だけという意味合いではなく
- 前髪
- 前髪とサイドの髪の毛のみ
- トップの髪の毛のみ
- バックの中の髪の毛のみ
というふうに気になる部分のみを施術する縮毛矯正になっています
縮毛矯正をされているお客様の中には縮毛矯正をやめたい方やよりナチュラルにしたい方も多くいらっしゃいます
そういった方には部分縮毛矯正がおすすめです
- ファッション的にはキレイめが好きな方は全体を縮毛矯正して毛先をコテで巻く
- カジュアル、ナチュラルな方はクセが全体的に強くないのであれば部分縮毛矯正がおすすめです
流し 前処理
流して水にぬれた状態で髪の状態を確認させていただきます
前処理とはダメージによって髪の内部の栄養が抜けてしまっている部分の穴埋めを専用のケア材を使ってさせていただく工程です
BEXではアミノ酸、ケラチン、CMC,脂質やその他諸々で髪の内部を補修しながらこの後の薬剤が均一に作用するようにさせていただいております
1液塗布 軟化チェック シャンプー(中間処理)
美容師さんに向けての内容ではないので深堀はせず書いていきますね
縮毛矯正の中で最も重要となるのがこの1液の塗布になります
この1液により髪の結合を切断しクセが伸びる準備をしていきます
1液といっても種類がたくさんあり、チオグリコール システアミン チオグリセリン チオ乳酸などがあるのですが各薬によって薬が効く部分が変わってきます
- 年々クセが強くなってきた
- 以前より家でのブローで伸びなくなってきた
髪の状態は年齢やその時過ごしてきている環境によって日々変わっていきます なのでその時の状況に応じて薬を毎回微調整する必要があります
こちらも状態に応じてこちらからお伺いしたりもしますので気になることはなんなりとご相談してください
薬で髪の結合がきれいに切れるとこの後のアイロンワークなどで伸びやすくなるので髪の負担も減らせます
BEXでは髪に必要な栄養や熱に対する保護する成分なども一緒に配合させていきますので普通にやるのに比べ髪の負担はかなり軽減させた状態で薬を反応させていきます
軟化チェックは髪の結合が切れているかのチェックになります ここで効かせすぎてもだめだし効いていないのもだめなので的確な判断が必要となります
確認ができたら次はシャンプーに入ります 1液を流す際はしっかりと薬が流れていないと髪の結合を切り続けている状態が続くことになりその後のダメージにつながります
なので入念に流すことがかなり大事になってきます
薬をつけてキューティクルが開いていて髪も柔らかくなっている状態ですので流し時のシャンプーは強く擦ったりひっかけてしまうと髪が切れる原因になるので柔らかくシャンプーしていきます
流し終えると次はキューティクルがひらいて敏感な状態になっている髪に保湿成分 補修成分を入れてあげて中間処理の栄養補給です
ブロー アイロン施術
ブロー アイロンの技術に入る際に重要なことは
- 髪を強く引っ張らない
- アイロン ブラシで強くプレスしすぎない
- 熱をキレイに髪の芯まで入れる
シンプルですがこの3つかなり重要なことです
1液をつけて髪がやわらかくなったら2液で酸化させて再結合させるまでは非常に髪はデリーケートな状態が続いています
なのでこの時に引っ張ったり圧を強くかけると細い毛などは切れることもあります
丁寧に優しくです
髪の中ダメージには
- 薬剤によるダメージ
- 紫外線 熱によるダメージ
- 物理ダメージ
などがありますが美容師の中でも軽視されがちななのが物理ダメージになります
縮毛矯正の時に限らずクシやブラシで強引にとかれたりハサミで乱雑にカットされてダメージができるとすぐには症状はでなくても未来の枝毛予備軍になりますし直らないのでどんな施術でも物理ダメージをあたえてはいけません
ご自宅でもブラッシングの際はお気を付けください
アイロン施術で大事なところは熱を中に入れるというところなのですが熱が中に十分に入っていないと熱不足になってしまいクセが戻りやすかったりストレートの効きが甘くなりやすいです
かといって効かせすぎるとダメージの原因になるので水分量のコントロールが必要になってきます
水分量のコントロールは覚えていただくとご自宅でのブローやアイロンにも役立ちますのでここでは文章では書かないですが家で意識することなどはご来店時に聞いていただければコツなどお伝えします
アイロンやブローなども昔は美容業界でもテンションをかけたり引っ張ったりが主流でしたが最近は熱を置くという意識が大切になってきています
髪にできる限り負担をかけず優しくといったイメージです
2液塗布 後処理
2液というのは先ほども書きましたが髪を再結合させるのに必要な薬剤になります
- 重要なポイントはたっぷりたっぷりかけることです
この効きが甘いと後々の家に帰って以降のダメージにもつながりますのでしっかりと塗布させてもらいます
後処理はどういったものかというと髪の内部に溜まるアルカリ剤 過酸化水素などの残留物を除去する工程です
しておくことにより家に帰ってからもダメージが出にくい状態をキープすることができます
これもBEXではしっかりやってますのでご安心ください
ここまでが縮毛矯正の全工程になります
皆様の美髪のため一生懸命させて頂きます
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